大アルカナ

 
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 大アルカナは22枚で構成されています。0(ソース)から21(ユニバース)までの数字と名称が付いたカードです。それぞれのカードはアーキタイプ(元型)を提示しています。ここに、タロー・デ・パリの宇宙観が込められており、旅路が記されています。また、22(0)という数字自体が宇宙全体を表すホールの数字として扱われています。始まりも、終わりもない魂の旅路ですが、全ては源22(0)から生まれ出づるという概念の元、1(イニシエーション)から21(ユニバース)までのプロセスが魂の旅とリンクするのです。

 

大アルカナの解釈は言葉で理解するより先に直観で感じ取っていくものです。私たちが持って生まれた感性、認識力は知性を超えたところに存在しているようです。タロー・デ・パリではシンボルを分析しながら意味を読み解いていくことに重きを置いていません。比喩的イメージ全体から受け取られる情報を複合的に認識する能力を私たちは持ち合わせています。

 

パーソナルな日常の情景を表す小アルカナとは対照的に、大アルカナは天気図のような人間界とは違う次元の大きな影響を見せてくれます。問いかけられた質問内容を宇宙的視野で眺めることを促してくれます。大アルカナ自体には私たちが持っているような時間の概念を適用することができません。

 

カードの名称は独自の理由により、従来のものから変えているものもあります。「悪魔」「法王」「死神」など現代にそぐわないイメージや名称は大きくコンセプトから変換させてあります。また、8と11のカードは、占星学に縛られない歴代の位置に戻してあります。

全てのイメージはアルカナホイールのページでご覧ください。

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0 ー XXII  The Source  ソース(源)

 1 ー I        The Initiation  イニシエーション(創造)

 2 ー II       The Veil          ヴェール (覆うもの)

 3 ー III       Nature           ネイチャー (自然)

 4 ー IV      Order             オーダー (秩序)

 5 ー V       The Awakening   アウェイクニング (目覚め)

 6 ー VI      Harmony         ハーモニー (調和)

 7 ー VII     Chariot            チャリオット (戦車)

 8 ー VIII    Equilibrium      エクイリブリアム (均衡)

 9 ー IX      Recluse           リクルース (隠遁者)

10 ー X       Sphinx             スフィンクス (スフィンクス)

11 ー XI      Presence         プレゼンス (介在)

12 ー XII     Question          クエスチョン (問いかけ)

13 ー XIII    The Crossing   クロッシング (架け橋)

14 ー XIV    Alchemy           アルケミー  (錬金術)

15 ー XV     Energy             エネルギー  (エネルギー)

16 ー XVI    Tower               タワー (塔)

17 ー XVII   The Star           スター (星)

18 ー XVIII  The Moon        ムーン (月)

19 ー XIX    The Sun           サン  (太陽)

20 ー XX     The Angel        エンジェル (エンジェル)

21 ー XXI    The Universe    ユニバース (ユニバース)

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